2017.07.26 12:50 更新
2017.07.26 配信
アイ・オー・データは、「Raspberry Pi」のソフトウェア資産を生かした産業・組み込み向けシステムを構築できるモジュール型PC、「Compute Module3」シリーズの取り扱いを開始した。
「Compute Module3」シリーズは、SODIMMサイズのコンパクト基板ながら「Raspberry Pi 3」と同等のBroadcom「BCM2837」(ARM Cortec-A53クアッドコア)と、1GBメモリを搭載し、高速なアプリケーション動作が可能。公開されているデータシート、回路図、デザインデータを元にインターフェイスなどを設計し、組み込み向けのカスタムシステムを構築できる。
製品ラインナップはeMMC非搭載の「UD-RPCM3L」と、4GB eMMCを搭載する「UD-RPCM3」の2種。なおUSB2.0やHDMI、GPIOなど、各種インターフェイスはエッジ端子を経由して接続する必要がある。
UD-RPCM3L |
外形寸法は、W68×D31×H1mm、重量は「UD-RPCM3」が6.2g、「UD-RPCM3L」が6.0g。製品保証は1年間(ハードウェア保証のみ)。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
株式会社アイ・オー・データ機器: http://www.iodata.jp/