2017.07.31 11:03 更新
8月上旬より発売開始予定のAMD新ハイエンドCPU「Ryzen Threadripper」に対応するマザーボード2種がASRockからリリース。いずれもソケットはSocket TR4で、チップセットにはAMD X399を搭載する。
Fatal1ty X399 Professional Gaming |
「Fatal1ty X399 Professional Gaming」は、ゲーミング向け「Fatal1ty」シリーズに属するハイエンドモデル。電源回路にはIR製デジタルPWM「IR3555M」による11フェーズ回路を搭載。さらに60A対応の「Premium 60A Power Choke」や「Dr.MOS」を組み合わせることで、発熱を抑え、安定した電力供給を可能にした。
またネットワーク機能にはAQUANTIA製10ギガビットLANに加え、IntelチップによるデュアルギガビットLANと、IEEE 802.11ac無線LANを標準装備。グラフィックスカード用の拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)×4を備え、「Ryzen Threadripper」に内蔵される64レーンのPCI-Expressを使い、4-Way NVIDIA SLI/AMD CrossFire Xに対応する。
主なスペックはメモリスロットがDDR4×8(最大128GB/3,600+MHz)、ストレージはSATA3.0(6Gbps)×8、Ultra M.2(32Gbps)×3、U.2(32Gbps)×1。オーディオ回路はRealtek「ALC1220」による7.1ch HD Audioで、「Creative Sound Blaster Cinema 3」をサポート。
フォームファクタはATX、基板サイズは305×244mm、対応OSはWindows 10 64bitで、RGB LEDイルミネーション「ASRock RGB LED」や、BCLKエンジン「ASRock Hyper BCLK Engine III」などの独自機能に対応する。
X399 Taichi |
「X399 Taichi」は、コストパフォーマンスを重視した「Taichi」シリーズの最新モデル。こちらも電源回路はIR製デジタルPWM「IR3555M」による11フェーズ回路で、60A対応の「Premium 60A Power Choke」や「Dr.MOS」を採用する。
「Fatal1ty X399 Professional Gaming」から、AQUANTIA製10ギガビットLANは省略されている以外はほぼ同等のスペック。メモリスロットはDDR4×8(最大128GB/3,600+MHz)、ストレージはSATA3.0(6Gbps)×8、Ultra M.2(32Gbps)×3、U.2(32Gbps)×1。拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)×4、PCI-Express2.0(x1)×1、垂直M.2×1で、マルチグラフィックスは4-Way NVIDIA SLI/AMD CrossFire Xに対応する。
フォームファクタはATX、基板サイズは305×244mm、対応OSはWindows 10 64bitで、ネットワークはIntel製デュアルギガビットLANとIEEE 802.11ac無線LANを標準装備する。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
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