2017.08.01 16:21 更新
2017.07.31 配信
MSIのYouTube公式チャンネルで、AMDのハイエンドCPU「Ryzen Threadripper」のインストール手順が公開された。8月10日の発売解禁を前に、一足先に気になる取り付け方法を確認しておこう。
ソケットカバーは3本のネジで固定されているため、ドライバを使い取り外す必要がある |
最大16コア(32スレッド)のマルチコア対応や64レーンのPCI-Express3.0、クアッドコアチャネル対応のDDR4メモリスロットなど、ハイエンドの名にふさわしいスペックを実現した「Ryzen Threadripper」。その一方で、CPUサイズもコンシューマ向けでは最大級。さらにソケットは4,096ピンのLGA方式へと変更され、装着時のピン折れを心配する人もいることだろう。
CPUにはレールフレームに装着するためのオレンジ色のガイドがあらかじめ装着済み |
そんな心配を解消するため、AMDではソケットカバーに加え、CPUをスライドして装着するレールフレームを追加。これにより搭載時にCPUソケットに直接手を触れる必要がなくなる他、CPUを間違ってソケットに落としてしまう心配もなくなるワケだ。
レールフレームにCPUを装着したら、フレームを倒し、カバーを固定。その後CPUクーラーを取り付ければ作業は完了だ |
Intelのレバー式と違い、組み込みにはドライバーが必要になる分作業はやや煩雑になるが、ピン折れの危険性は大幅に低減。安心して組み込むことができそうだ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Micro-Star Int'l Co.,Ltd.(MSI): http://www.msi.com/