圧倒的高レスポンスのデジタル接点採用スイッチを搭載

6月に「COMPUTEX TAIPEI 2017」で披露された、Tesoroの光学式スイッチ搭載キーボード「GRAM SE SPECTRUM」が正式発表。日本国内向けにも発売予定とされている製品だ。カラーはブラックとホワイトの2色展開。

キースイッチは、かねてアナウンスされていた「Tesoro Optical Switch」を搭載。金属接点を用いる従来のメカニカルスイッチとは異なり、赤外線が途切れた瞬間に入力を認識するデジタル式のアプローチが採用されている。接点摩耗が存在しないため長寿命で、圧倒的な高レスポンスが特徴。キーユニットの脱着や換装にも対応する。

なお、アクチュエータ自体は従来のメカニカルスイッチと同様で、打鍵感も変わらず。スイッチタイプは、タクタイルの「Blue Switch」と軽量な「Red Switch」をラインナップする。

そのほか、全キーを対象としたカスタマイズや6キー/フルNキーロールオーバーの切り替えに対応。同じくカスタマイズ可能な1,680万色のイルミネーション機能も備える。

接続インターフェイスはUSBで、ポーリングレート最大1,000Hz、ケーブル長は1.8m。外形寸法W447×D136×H33mm、重量1.19kg。IP56準拠の防水・防塵にも対応している。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Tesoro Technology： http://tesorotec.com/