2017.08.07 15:06 更新
2017.08.07 配信
オンキヨー&パイオニアは、天然桐素材の単板を組み合わせた積層構造キャビネットを採用するスピーカーシステムを発表した。クラウドファンディング“未来ショッピング”で先行販売が実施され、募集期間は8月8日~9月30日。
スピーカー部には最新シミュレーションおよび解析技術を採用することで、これまで改善が難しかった動的歪を低減した超低歪設計を採用。また鋼鉄のわずか1/5の軽さで5倍以上の強度を誇る最先端バイオマス素材CNF (セルロースナノファイバー)や楮(こうぞ)、厳選された針葉樹パルプを配合した新しいウーファーユニット「10cmノンプレスONFコーン」を搭載する。
インピーダンスは4Ω、最大入力は70W、出力音圧レベルは85dB/W/m、ツィーターは3cmリング型で、再生周波数帯域は65Hz~90kHz、クロスオーバー周波数は4kHz。また製品にはオイルフィニッシュ仕上げのタモ材を使用する専用スタンドが付属。スピーカーシステムの振動モードを解析し、スピーカーの自然な振動をそのまま活かす「重心支持構造」により、より自然なサウンドが楽しめるとしている。
外形寸法は、本体が153×274×289mm、重量3.4kg。専用スタンドは240×333×431mm、重量2.5kg。製品ラインナップは、桐スピーカー本体と専用スタンド(各2台)のみ付属するスピーカーシステム単体(税抜120万円)に加え、アンプ/CDとスタッフによる設置・接続サービスが付属するセットモデル(税抜130万円)が用意される。なお限定数は各5セット。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパン株式会社: http://www.jp.onkyo.com/