2017.08.08 18:25 更新
2017.08.07 配信
Intelはデータセンター向けSATA3.0(6Gbps)SSDの新製品「SSD DC S4000」シリーズを発表した。
製品ラインナップは混合ワークロード向けの「SSD DC S4600」と、読込中心ワークロード向けの「SSD DC S4500」の2モデル展開。いずれもフォームファクタは2.5インチで、容量は前者が240GB~2TB、後者が240GB~4TB。
NANDフラッシュはいずれも32層の3D NANDフラッシュで、インテル独自開発のコントローラとファームウェアを採用。現在HDDでシステムを構築しているレガシーインフラ向けサーバーの性能と消費電力を改善できるとしている。
またデータセンター向けSSDの新フォームファクタ「Ruler」を予告。詳細は明らかにされていないが、サーバーシステムで重要な冷却性能と省電力性を意識した設計が特徴。なお現在開発中の対応SSDは3D NANDフラッシュを採用し、1Uの薄型ラックマウントサーバーで1PBの大容量化が可能になるという。
その他、SAS HDD/SSDの代替として、冗長性を備えたデュアルポートSSD「SSD DC D4500/4502/4600」シリーズを開発中。こちらは2017年第3四半期より製品出荷が開始される予定だ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Intel Corporation: http://www.intel.com/