2017.08.08 11:22 更新
2017.08.08 配信
エンタープライズクラスの東芝メモリ製64層3D TLC NANDフラッシュ「BiCS FLASH」を採用する、データセンター向けSSD。
「PM5」シリーズは、SASインターフェイスに対応する2.5インチモデル。業界初のマルチリンクSASアーキテクチャを採用し、PCI-Express SSDに匹敵するシーケンシャル読込3,350MB/sec、書込2,720MB/sec、ランダム読込400,000 IOPSの高速転送を実現。また最大30.72TBの大容量モデルが用意される。
「CM5」シリーズは、デュアルポートのPCI-Express3.0(x4)接続に対応するハイパフォーマンスモデル。ホスト側のDRAM負荷を低減しつつパフォーマンスを高速化する「Controller Memory Buffer」(CMB)に対応する。
製品ラインナップは書込耐性3DWPDのスタンダードモデルと、5DWPDの高耐久モデルの2種。ランダムアクセスは読込800,000 IOPS、書込240,000 IOPS(3DWPDは220,000 IOPS)。また「Persistent Memory Region」(PMR)機能を使えば、高価なNV-DIMMの代わりに仮想メインメモリ化することができる。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Toshiba America Electronic Components, Inc.: http://toshiba.semicon-storage.com/us/