2017.08.09 17:00 更新
2017.08.09 配信
Seagateは、現在カリフォルニア州サンタクララで開催中の「Flash Memory Summit 2017」で、最大転送速度13GB/sec、容量64TBのNVMe SSDのプロトタイプモデルを披露した。
PCI-Express(x16)接続の基板上には8枚のM.2 SSDを搭載。これを高性能コントローラで制御することで、シーケンシャルアクセス最高13GB/sec、容量最大64TBの高速・大容量化を実現。ビッグデータ解析のような大量のデータにアクセスするハイエンドサーバーに最適だ。なお順調なら2018年上半期にはサンプル出荷が可能になるという。
Nytro 5000 NVMe SSD | Nytro 3000 SAS SSD |
同時リリースされた「Nytro 5000 NVMe SSD」は、最大容量1.92TBのNVMe M.2 SSD。ハイエンドサーバーのHDDキャッシュ向けに開発された製品で、シーケンシャル読込は2,000MB/sec、書込1,200MB/sec、ランダム読込は245,000 IOPS、書込は67,000 IOPS。フォームファクタはM.2 22110に対応する。
「Nytro 3000 SAS SSD」は、最大15TBの大容量を実現したSAS SSD。シーケンシャル読込は最高2,100MB/sec、書込2,090MB/sec、ランダム読込は400,000 IOPS、書込は260,000 IOPS。フォームファクタは2.5インチで、厚さは7mmまたは15mm。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Seagate Technology: http://www.seagate.com/