2017.08.09 20:10 更新
2017.08.09 配信
最大9枚のグラフィックスカードを内蔵できる、マイニング向けベアボーンキット「Storm Miner BE Plus Kit」の受注がストームシステムテクノロジーで開始された。初回生産分は10台で、出荷は8月下旬より開始される予定だ。
マイニング処理ではCPUの負荷が小さいことから、Intelの省電力プロセッサCeleron 3215Uを搭載する専用のカード型マザーボードを採用。またDDR3-1600 4GBのメインメモリと60GB mSATA SSDを標準装備し、グラフィックスカードとOSを用意すればすぐにマイニングを始めることができる。
PCI-Express(x16)は9本搭載。なお一番左のスロットはカード型マザーボード用の専用スロット |
電源ユニットは容量1,200W専用電源ユニット(外付け)で、拡張スロットはPCI-Express(x16)×9、グラフィックスカード搭載スペースは長さ250mm(2スロットまで)。なおWindows 10使用時は同一グラフィックスカードは8枚まで(残り1枚は違うメーカー)になる点には注意が必要だ。
冷却ファンは口径90mmファン×10、補助電源ケーブルは8pin×9、6pin×9が付属。外形寸法は、W530×D232×H131mm、インターフェイスはUSB2.0×2、ギガビットLAN×1で、ディスプレイ出力はHDMI×1を備える。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
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