2017.08.09 13:00 更新
2017.08.09 配信
バッファローの法人向けNAS「テラステーション」の新ラインナップがリリース。6ドライブ搭載モデル「TS5610DN」シリーズと、8ドライブ搭載モデル「TS5810DN」シリーズの2製品が今月下旬より順次発売される。
大容量ファイルサーバーとしての運用に最適な、10ギガビットLAN対応モデル。イーサネット規格は、従来の10GBASE-T(IEEE 802.3an)と1000BASE-T(IEEE 802.3ab)に加え、新規格の2.5/5GBASE-T(IEEE 802.3bz)に対応。Cat6またはCat5eケーブルが敷設された環境でも、2.5/5GBASE-T対応スイッチに変更することで、2.5Gbpsおよび5Gbpsで通信できる。
内蔵ドライブはSATA3.0(6Gbps)対応のHDDで、6ドライブの「TS5610DN」は最大36TB、8ドライブの「TS5810DN」は最大64TBをラインナップ。環境や用途に合わせて5つのRAIDモード(6/5/10/1/0※出荷時はRAID 6)から選択できる。また、「高速RAID切替」機能やパリティ計算用のハードウェアエンジン「RAIDアクセラレーター」を搭載。HDDとNANDフラッシュ上にファームウェアを二重化し、ファームが破損した場合もNANDフラッシュ上から自動修復する機能も備える。
プロセッサはクアッドコアのAnnapurna Labs Alpine AL314、ECC対応DDR3メモリを実装。インターフェイスはRJ-45(8極)のLANコネクタ、USB3.0×3を搭載する。外形寸法と重量は、「TS5610DN」がW170×D230×H260mmで約9.5kg、「TS5810DN」がW300×D230×215mmで約12.5kg。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
株式会社バッファロー: http://buffalo.jp/