2017.08.29 11:12 更新
2017.08.28 配信
「IFA 2017」開幕に先立ち、DellよりWindows Mixed Reality対応のヘッドマウントディスプレイ「Dell Visor」が発表。Microsoftの「HoloLens」と同様の技術を使用しながら、約350ドルという安価な価格設定を実現した。コンシューマ向けの製品で、ホリデーシーズンの発売を予定している。
Windows Mixed Realityは、現実世界と3Dホログラムの世界を融合したMicrosoftによる複合現実(Mixed Reality)技術。ヘッドマウントディスプレイ本体に内蔵されたInside Outトラッキングカメラにより外部を画像認識、外部センサーなしで360°のパノラマビューを可能にしている。
Windows 10 PCに有線接続して使用するデバイスで、長時間快適に装着できるフィット感良好なクッションを採用。本体は跳ね上げ式のバイザータイプのため、手軽に外部の視界を確保できる。
ディスプレイ解像度は単眼1,440×1,440ドットで、アナログスティックやボタン、トリガーを備えたコントローラ「Dell Controllers」で操作する。詳細については、「IFA 2017」におけるMicrosoftの基調講演で解説が行われる予定だ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Dell Inc.: http://www.dell.com/