2017.08.30 10:48 更新
2017.08.29 配信
Intelは、開発コード「Skylake-W」こと、クリエイティブワークステーション向け新CPU「Xeon W」シリーズを発表した。製造プロセスは14nm+で、最大18コア/36スレッドに対応。パフォーマンスは前世代から最大1.38倍、4年前のシステムと比較すると最大1.87倍向上しており、8Kの超高解像度コンテンツや仮想現実など、高度な処理が要求される作業に向く。
プラットフォームはコンシューマ向けハイエンドCore Xシリーズと同じLGA2066で、ソケットはシングルのみ。チップセットは専用のワークステーション向けIntel C422が用意され、PCI-Express3.0は最大48レーン、メモリはクアッドチャネル対応のDDR4-2666(最大512GB)で、ECCメモリをサポートする。
TDPは最大140Wで、対応機能は「Intel AVX512」「Intel Turbo Boost 2.0」「Intel Speed Shift Technology」「Intel ME 11.11」「Intel Rapid Storage Technology 5.0」など。製品ラインナップは、「Xeon W-2195」(18コア/36スレッド/定格2.30GHz/TB時4.30GHz/L3キャッシュ24.75MB)を筆頭に計8モデルが用意される。なおGIGABYTEからは、すでに対応マザーボード「MW51-HP0」がアナウンスされている。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Intel Corporation: http://www.intel.com/