「COMPUTEX」でお目見えの水冷ユニット一体化ケースがついに製品化

Deepcoolより、「CES 2017」で発表され「COMPUTEX TAIPEI 2017」にも持ち込まれたミドルタワーケース「BARONKASE LIQUID」が正式リリースされた。“MicroATXサイズのATXケース”を謳うコンパクト志向の製品で、フルメタル仕様のフラットフェイスを採用。サイドパネルは強化ガラス仕様で、トップに備える金属製ハンドルが外観上のアクセントになっている。

最大の特徴は、標準で組み込まれるRGBイルミネーション対応のオールインワン水冷ユニット「Captain 120EX AIO」。120mmサイズのラジエターを採用、サイドに印象的なフローメーターを備えている。なお、イルミネーションカラーはフロントトップのコントローラで変更が可能だ。

冷却ファンは、フロント120mm×1、トップ120mm×1（水冷用）を標準搭載。最大でフロント120mm×2/140mm×1、トップ120mm/140mm×2、ボトム120mm×2を組み込むことができる。

ドライブベイレイアウトは、3.5/2.5インチベイ×2、2.5インチベイ×3構成。最長340mmのグラフィックスカード、全高168mmのCPUクーラー、最長200mmのATX電源ユニットに対応する。

外形寸法はW215×D423×H470mm。フロントI/Oは、USB3.0×2、オーディオ入出力、RGBコントローラを実装。なお、カラーはブラックとホワイトの2モデルをラインナップする。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Deepcool Industries： http://www.deepcoolglobal.com/