2017.09.04 14:35 更新
2017.09.04 配信
左右分割デザインのフリースタイルなエルゴノミクスキーボードを手がけるKinesisから、ゲーミング志向の新モデル「Freestyle Edge」が登場。「Kickstarter」によるクラウドファンディングが行われていた製品の正式リリースで、“ゲーマー向け初の左右分割モデル”を謳う。キースイッチは、Cherry MX茶軸/青軸/赤軸の3タイプ。
同社の人気モデルである「Freestyle2」や「Advantage2」をベースとして、ゲーマー向け機能を多数搭載する。最大の特徴はブランドの代名詞でもある左右分割スタイル。肩幅をくつろげた楽な姿勢で入力することにより、腕や肩への負担を軽減する。いわゆる“テンティングアングル”や“ネガティブチルト”と呼ばれるテント状の形状に変形、リフトキットの組み合わせにて、5°/10°/15°の角度調整に対応する。
また、マイクやゲーミングデバイスをユニットの間に配置したり、左側ユニットのみをマウスと組み合わせるなど、形状を生かしたゲーミングスタイルを可能にしている。
専用ソフトウェアによるマクロ登録のほか、キーボード単体でのオンボードマクロ登録に対応。8つの独立したマクロ専用キーを含む全キーのカスタマイズが可能で、最大10個のプロファイルや配列を4MBのオンボードメモリに保存できる。マクロ機能は2層登録に対応、通常の“Top Layer”と「Fn」キーを押した際の“Fn Layer”の使い分けが可能となっている。
そのほか、32bitマイコンを内蔵し、Nキーロールオーバーと100%アンチゴーストに対応。接続インターフェイスはUSBで、レポートレート1,000Hzをサポートする。外形寸法はW381×D184.15×H31.75mm、着脱可能なパームレストを備える。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Kinesis Gaming(Kinesis Corporation): https://gaming.kinesis-ergo.com/