バリエーションモデル新作は、VR対応Oculus Ready PC

家庭用ゲーム機サイズに収めた「R.O.G.」シリーズに属する、ゲーミングミニPCバリエーションモデル。グラフィックスカードにNVIDIA GeForce GTX 1060 6GBを標準装備し、VRヘッドセット「Oculus Rift」の推奨環境を満たした、”Oculus Ready PC”である事がアピールされている。

CPUはIntel Core i7-7700（Kaby Lake/クアッドコア/3.60GHz/TB時最大4.20GHz/8MB/TDP65W）を搭載。筐体設計の最適化と、静音動作に重視した冷却機構も特徴のひとつとされる。

メモリ容量はDDR4 16GB（DDR4-2400）で、ストレージには512GB SSD（M.2/SATA）と1TB HDDを実装。ネットワークにIEEE802.11 ac準拠（Intel 8260 Dual Band）無線LAN、Bluetooth 4.2等を装備し、ディスプレイ出力にDisplayPort1.4×1、HDMI2.0×2を備えた。

またクリアな音質でゲームが楽しめる「ROG SupremeFX」オーディオ機能は、Texas InstrumentsのRC4580オペアンプを搭載。FPSゲームなど音のする方向を画面上に表示する「Sonic Radar III」機能も装備する。

外形寸法はW88×D299×H281.3mm、重量約4kg。OSはWindows 10 Home 64bit。製品にはCherry MX赤軸搭載のゲーム用キーボード（キートップ赤発光）、ゲーム用光学式マウス「ROG Sica」を付属。なお本体はAura Sync機能対応のイルミネーション機能を搭載し、対応キーボードと対応マウスのLEDを同期して発光させる事ができる。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
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