2017.09.26 19:00 更新
2017.09.26 配信
Samsungが次世代自動車アプリケーション向けに開発した、組み込みフラッシュストレージ「Samsung embedded Universal Flash Storage」がリリース。先進運転支援システム(ADAS)や車載インフォテインメント(IVI/In-Vehicle Infotainment)向けに設計されたチップで、従来のストレージに比べ転送速度と耐久性に優れる。
容量は64GBと128GBをラインナップ。最新規格のJEDEC UFS 2.1に準拠し、シーケンシャル読込最大850MB/sec、ランダム読込最大45,000 IOPSの高速性能を発揮する。eMMC 5.0を採用した従来型のソリューションに比べ、シーケンシャル読込は約3.4倍、ランダム読込は約6.4倍の高速化を達成した。
また、高度なデータリフレッシュ機能と温度通知機能を搭載。コントローラに内蔵した高精度の温度センサーにより、厳しい自動車内の温度環境においても、NANDセルを設定された温度境界内に収めることができるという。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Samsung Electronics Co., Ltd,: http://www.samsung.com/