2017.09.26 18:47 更新
2017.09.26 配信
FREETELブランドを掲げ、格安スマートフォン製造と格安SIMサービスを展開するプラスワン・マーケティング株式会社から、事業売却がアナウンス。会社分割方式を用いて国内MVNO事業を楽天株式会社に売却、2017年11月1日付け(予定)で楽天が事業を承継する。
プラスワン・マーケティングは、端末製造から通信サービスまでを一貫して扱うモバイル事業者として運営してきたが、今後はモバイル端末製造に専念する。今回の事業承継にともなう売却額は5億2,000万円で、抱えていた30億円以上の負債も楽天が引き継ぐ。
なお、楽天に承継されるサービスは、「FREETEL SIM」やそれに付随する通話サービス、「YAMADA SIM PLUS powered by FREETEL」、「ニコニコSIM(仮)powered by FREETEL」など。サービスを利用中のユーザーについては、11月1日より契約先が楽天になるものの、契約内容の変更や手続きは不要だ。
また、プラスワン・マーケティングによれば「楽天との事業シナジーを検討するべく、協業に向けた取り組みを進めていく」とのこと。今後も協業を拡大していく意向を示している。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
プラスワン・マーケティング株式会社(FREETELブランド): http://www.freetel.jp/