2017.09.27 11:10 更新
2017.09.26 配信
開発コードネーム「Coffee Lake」こと、第8世代Coreシリーズに対応するマザーボードがMSIからも正式リリースされた。ゲーミング向け最上位セグメント「Enthusiast GAMING」シリーズに属する製品で、いずれもソケットはLGA1151、チップセットはIntel Z370を採用する。
「Z370 GODLIKE GAMING」は、E-ATXフォームファクタに対応するウルトラハイエンドモデル。電源回路は「ミリタリークラス5」コンポーネントによる18フェーズデジタル回路で、細かなBCLK調整を可能にする「OC ENGINE 2」を搭載。さらにオーバークロック向けにカスタマイズした「OC PCB」により、極限のチューニングが可能になるという。
またオーディオ回路にはフロント・リアそれぞれにEMIシールド付きのオーディオプロセッサを実装。コンデンサはHi-Fiグレードの「WIMAコンデンサ」と「ニチコン製ファインゴールド」シリーズで、スタジオグレードのESS製DACを備える。
その他、17種類のエフェクトに対応するLEDライティング「Mystic Light」や、スロットの耐久性を高めた「Steel Slot」、M.2 SSDのサーマルスロットリングを抑える「M.2 Shield V2」などの独自ギミックを搭載。なおネットワークはKiller製トリプルギガビットLANとIEEE 802.11ac+Bluetoothコンボモジュールを標準装備する。
Z370 GAMING PRO CARBON AC |
「Z370 GAMING PRO CARBON AC」は、ATXフォームファクタに対応するハイエンドモデル。従来の「CARBON」シリーズと同じく3DプリンタによるヒートシンクカバーやSLIブリッジ、ネームプレートなどの作成ができ、独自カスタマイズに対応する。
電源回路は「ミリタリークラス5」コンポーネントによる11フェーズデジタル回路で、LEDライティング「Mystic Light」や、スロットの耐久性を高めた「Steel Slot」、M.2 SSDのサーマルスロットリングを抑える「M.2 Shield V2」などのギミックを備える。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Micro-Star Int'l Co.,Ltd.(MSI): http://www.msi.com/