2017.10.04 12:01 更新
2017.10.03 配信
TDPを50W以下に抑えた組み込み向けGPUの新製品。14nm FinFETプロセスで製造される「Polaris」アーキテクチャを採用。フォームファクタはMCM、MXM、標準PCI-Expressが用意される。
アーキテクチャの変更によりワットパフォーマンスは先代モデルから3倍に拡大。また最大5台の4K表示をサポートし、高解像度・高画質化が進むデジタルカジノやゲーム、シンクライアント、デジタルサイネージに向く。
主なスペックは演算ユニットが8基、GPUクロックは1,124MHzまたは1,219MHz、メモリクロックは1,500MHz、メモリバス幅は64/128bit、ビデオメモリは2GB/4GBのGDDR5を搭載し、処理性能は最大1.2TFLOPS。
対応APIはDirectX 12、Vulkanで、AMD Eyefinityテクノロジーにより最大5画面の同時出力が可能。また4K HEVC/H.265とAVC/H.264のエンコーダー・デコーダー機能を備える。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
AMD: http://www.amd.com/