2017.10.04 13:00 更新
2017.10.03 配信
幕張メッセで現在開催中の「CEATEC JAPAN 2017」にて、バンダイが対話型コミュニケーションロボット「ガンシェルジュ ハロ」を出展した。参考出展扱いながら製品化が進められており、2018年の発売が予定されている。なお、現時点における価格は未定。
「ハロ」といえば、名作アニメ「機動戦士ガンダム」に登場したマスコット的なペットロボで、それ以降のシリーズでも様々なバリエーションが生み出されたことでお馴染み。今回、その「ハロ」が“もし現代に存在していたら”をテーマに製品化、新ブランド「BN・BOT PROJECT」の第1弾商品として発売されることになった。ちなみに「ガンシェルジュ」とは、“ガンダム”と“コンシェルジュ”を組み合わせた造語だ。
「機動戦士ガンダム」の知識を豊富にもったAIを搭載。ユーザーの発言を音声認識して意味と意図を分析することで、「ハロ」に質問したりガンダムのうんちくを語り合ったり、クイズを楽しむことができる。また、ゆらゆら動く、目と口が光る、羽を動かすなど、対話しながらのアクションも楽しめる。
なお、搭載するAI技術は日本アイ・ビー・エム株式会社、本体の機構や回路設計・生産はVAIO株式会社、遊び方や演出は株式会社バンダイナムコスタジオがそれぞれ担当している。
そのほか、Bluetooth接続による外部スピーカー、目覚まし、タイマー機能などを搭載。会話には無線LANによるネットワーク接続が必要で、スマートフォンでの設定やスピーカーモードにはBluetoothを使用する。サイズは原寸大の「ハロ」をイメージしたという直径約19cmで、内蔵バッテリーで動作する。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
株式会社バンダイ: http://www.bandainamco.co.jp/