2017.10.10 15:15 更新
2017.10.10 配信
最新の音声フォーマットに対応する、サウンドバーのフラッグシップモデル「HT-ST5000」がソニーから来月発売される。従来のチャンネルベースに音の位置情報や移動情報を加えた、Dolby AtmosとDTS:Xに対応。天井に音を反射させてのオーバーヘッドサウンドを実現、リアルな3次元の立体音響で包みこまれるような臨場感を演出する。
複数のスピーカーを直線状に並べた7.1.2ch構成のアレイスピーカー配置、ソニー独自の波面制御技術による「S-Force Pro フロントサラウンド」を搭載。同軸スピーカー部分はツイーターとウーファーそれぞれを別のアンプで繋ぐバイアンプ接続を採用、スピーカーユニットを独立駆動させ、ノイズの原因になる共通インピーダンスを抑制している。
また、新開発のワイヤレスサブウーファーには、ドライブ能力の高いシグマ型磁気回路を採用。歪みを抑え原音に忠実な低音再生を可能にしている。
そのほか、DSD(5.6MHz/2.8MHz)やWAV・FLAC(最大192kHz/24bit)などのハイレゾ音源に対応。入力された4K信号をそのままテレビなどに出力する「4Kパススルー」、「HDRパススルー」もサポートしている。2017年内に発売されるという、Googleアシスタント搭載のソニー製スピーカーとの連携も可能だ。
外形寸法と重量は、バースピーカー本体がW1,180×D145×H80mmで約8.8kg、サブウーファーがW248×D426×H403mmで約14.5kg。製品には、ワイヤレスリモコンやHDMIケーブル、フロントグリル、壁掛けテンプレートなどが付属する。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
ソニー株式会社: http://www.sony.co.jp/