2017.10.17 11:21 更新
2017.10.16 配信
9月に「IFA 2017」にて発売が予告されていた、Huaweiの最新フラッグシップスマートフォンが発表。5.9インチのスタンダードモデル「HUAWEI Mate 10」と6インチ有機EL搭載の上位モデル「HUAWEI Mate 10 Pro」、ポルシェデザインの高級モデル「PORSCHE DESIGN HUAWEI Mate 10」をラインナップする。
プロセッサは、モバイル向けSoCとして世界初のAI処理アクセラレータを内蔵した「Kirin 970」を搭載。AI処理専用の「Neural Processing Unit(NPU)」が内蔵され、これまでクラウド上で行っていたAI処理をプロセッサ内で行う。従来のSoCに比べ、画像認識や音声認識で20倍以上の高速化を達成したという。
また、カメラにはライカレンズを採用したデュアルカメラを搭載。デジカメ顔負けのF値1.6レンズを備え、1,200万画素のRGBセンサーと2,000万画素のモノクロセンサーを組み合わせる。
主なスペックは、「HUAWEI Mate 10」が解像度1,440×2,560ドットの5.9インチ液晶、プロセッサがオクタコアのKirin 970(2.36GHz+1.8GHz)、メモリ4GB、ストレージ64GBなど。
「HUAWEI Mate 10 Pro」は解像度1,080×2,160ドットの6インチ有機ELを搭載、プロセッサはKirin 970で、メモリは最大6GB、ストレージ最大128GBを実装。防水・防塵に対応する。
いずれもOSは最新のAndroid 8.0(EMUI 8.0)を搭載。日本も第1次販売国に含まれており、国内向けの正式リリースも期待される。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Huawei Technologies Co. Ltd.: http://www.huawei.com/