2017.10.17 15:21 更新
2017.10.17 配信
「COMPUTEX TAIPEI 2017」のブースレポートで一報をお届けしたLGA2066対応Mini-ITXマザーボード、ASRock「X299E-ITX/ac」が正式発表された。
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LGA2066プラットフォームでは世界初となるMini-ITXモデルがASRockから登場 |
Skylake-XことCore Xシリーズに対応する初のMini-ITXモデルで、フロントとリアにコントローラや各種ポートを実装するライザーカードを搭載。これにより、PCI-Expressスロット以外はATXフォームファクタのハイエンドモデルに匹敵する拡張性を実現した。
また電源回路には「Premium 60A Power Choke」や「Dr.MOS」「Nichicon 12K Black Cap」などによる7フェースのデジタル電源回路を実装。最高TDP165Wという消費電力の大きいCPUを搭載した場合でも安定した動作を可能にしている。なお対応CPUはSkylake-Xのみで、4コアのKaby Lake-Xシリーズには非対応となる点には注意が必要だ。
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BitPowerからは、CPUと電源回路をまとめて冷却できる専用のウォーターブロックが登場予定 |
主なスペックは、メモリスロットがDDR4-SODIMM×4(4000+/最大64GB)、ストレージはSATA3.0(6Gbps)×6、Ultra M.2×3、拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)×1、垂直M.2×1で、ネットワークはデュアルギガビットLAN(Intel I219V/I211AT)、IEEE 802.11ac無線LAN、Bluetooth 4.2に対応する。なおこの製品については近日中に詳細レビューをお届けする予定なので楽しみにしていて欲しい。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
ASRock Incorporation: http://www.asrock.com/