2017.10.17 17:00 更新
“家族の一員”として日々の暮らしをアシストすることをコンセプトにした、Xperiaブランドのコミュニケーションロボット「Xperia Hello!」が誕生。音声認識や顔認識に対応し、家族一人一人を認識して能動的に話しかけてコミュニケーションをとる。
ソニー独自のロボティクス技術とセンサー連動の対話機能「ソニーエージェントテクノロジー」を組み合わせ、周囲の状況を認識。本体には4つの人感センサーと7基のマイクが内蔵され、半径3mにおける人の接近を検知する。本体上部のカメラで登録した家族の顔(最大10人)を認識し、その人に合わせた情報を伝えることができる。
本体には目の役割を果たすランプ、しぐさを表現する回転機能を搭載。「行かないで」「バンザイ」「すねる」など、複数のアクションを使って豊かなコミュニケーションをとる。
また、Skypeの通話機能やビデオ伝言、LINEのメッセージ送受信機能に対応する。預けた伝言を適切なタイミングで、伝えるべき相手を認識して知らせることが可能。さらに、360°回転してリビングなどの様子を撮影、外出先のスマートフォンに送信する見守り機能も備えている。
Android 7.1を搭載した端末で、Snapdragon 650、メモリ3GB、ストレージ32GBを内蔵。HD解像度の4.6インチ液晶や1,320万画素のカメラ、各種センサー、モノラルスピーカー、マイクを備える。ネットワークは802.11ac無線LANとBluetooth 4.2をサポート、コネクタはデータ転送用のUSB Type-Cと給電用のDCジャックを備える。外形寸法は直径111×高さ216mmで、重量1,085g。2,300mAhのバッテリーも内蔵する。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
ソニー株式会社: http://www.sony.co.jp/