2017.11.09 12:21 更新
2017.11.08 配信
開発に2年以上掛けたというCRYORIGブランド初のPCケース「Taku」が遂に完成。11月21日より国内発売が開始される。
「COMPUTEX TAIPEI 2016」でお披露目された初期サンプル。基本的なスタイルに変更はないものの、細かい所がブラッシュアップされている |
「COMPUTEX TAIPEI 2016」で初披露された「Taku」。その後も着実に改良が続けられ、今年5月にはKiskstarterによるクラウドファンディングを開始した。残念ながら目標額を達成することはできなかったものの、製品販売に十分な初期支持者とフィードバックが得られたとして開発が継続。このたび日の目を見ることになったワケだ。
製造を手がけるのはLian Liで、シャシー素材は厚さ2mmのアルミニウムを採用。下部には木製スタンドを実装し、フルキーボードを収めることができる。またシステムトレイはプッシュオープン式で、引き出すことができるため、コンパクトケースながら組み立てやメンテナンスを楽に行うことができる。
ドライブベイは3.5インチシャドウベイ×1、2.5インチシャドウベイ×2、拡張スロットは2段で、グラフィックスカードは280×134×40mmまで対応。電源ユニットはSFX/SFX-L、CPUクーラーは全高48mm、メモリは全高52mmまで対応する。
外形寸法は、W570×D310×H142mm、重量5.3kg。なお本体カラーはシルバーのみで、Kickstarterの支持者には事前注文オプションと、ロープロファイルCPUクーラー「CRYORIG C7」が提供される。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
CRYORIG: http://www.cryorig.com/