Radeon RX Vegaシリーズ計3モデル

BIOSTARは、AMDの最新GPU Radeon RX Vegaシリーズを搭載するグラフィックスカードを発表。グローバル市場向け発売を開始した

製品ラインナップは水冷仕様のRadeon RX Vega 64「VAVAX5VM88」、空冷仕様のRadeon RX Vega 64「VAVAT5VM88」、空冷仕様のRadeon RX Vega 56「VAVAL5VM88」の計3モデル。いずれもVGAクーラーはリファレンス仕様で、デジタル出力なら8K（7,680×4,320＠60Hz）解像度表示に対応する。

APIはDirectX 12とVulkanをサポートし、スタッタリングやティアリングを解消するRadeon FreeSyncや、外部GPUエンクロージャーでの利用を可能にするAMD Xconnectに対応。さらに「Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.11.1」以降のドライバーなら、最大12枚のRadeon GPUを同時に利用可能。BIOSTAR「TB250-BTC PRO」と組み合わせれば、超高性能なマイニングPCを構築することもできる。

VAVAL5VM88

動作クロックは「VAVAX5VM88」がコアベースクロック1,406MHz、ブーストクロック1,677MHz、「VAVAT5VM88」が1,247MHz、1,546MHz、「VAVAL5VM88」が、1,156MHz、1,471MHz。メモリバス幅はいずれも2,048bit、メモリクロックは1.9Gbpsで、HBM2 8GBのビデオメモリを搭載する。

バスインターフェイスはPCI-Express3.0（x16）、出力インターフェイスはDisplayPort×3、HDMI×1で、補助電源コネクタは8pin×2を備える。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
BIOSTAR Microtech International Corp.： http://www.biostar.com.tw/