2017.12.08 14:41 更新
2017.12.07 配信
NVIDIAは、最新アーキテクチャVoltaを採用するフラッグシップGPU「TITAN V」を発表。直販サイトで搭載グラフィックスカードの販売を開始した。
メモリは容量12GBのHBM2で、製造プロセスはNVIDIA向けにカスタマイズされた最新12nmFFNプロセスを採用。トランジスタ数は211億個、処理性能は110TFLOPSとされ、Pascal世代のGPUコアに比べてエネルギー効率は2倍に向上しているという。
主なスペックはグラフィックスプロセッサクラスターが6基、ストリーミングプロセッサが80基、CUDAコア数が5,120基、テクスチャユニットが320基。ベースクロックは1,200MHz、ブーストクロックは1,455MHz、メモリクロックは850MHz(データレート1.7Gbps)。またL2キャッシュは4,608K、メモリバス幅は3,072bitで、メモリ帯域幅は652.8GB/secとされる。
バスインターフェイスはPCI-Express3.0(x16)、ディスプレイ出力はDisplayPort×3、HDMI×1、補助電源コネクタは8+6pinで、TDPは250W、温度閾値は91℃。なおリファレンスクーラーはこれまでと同様2スロットの外排気クーラーを採用するが、カラーはゴールドへと変更されている。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
NVIDIA Corporation: http://www.nvidia.com/