2017.12.26 15:00 更新
2017.12.26 配信
ロジックアナライザとプロトコルアナライザの機能がPCベースで利用できる、ハギワラソリューションズのUSBアナライザ「ポケアナ」がリリースされた。ノートPCと組み合わせることで、フィールドでの計測に利便性を発揮するコンパクトサイズ。性能別に4モデルをラインナップする。
デジタル回路の電気信号を可視化してシステム上のイベントを確認できる「ロジックアナライザ」と、デジタル通信を行う機器間のプロトコル検査や通信障害の解析を行う「プロトコルアナライザ」の機能を併せ持った計測器。PCとUSB3.0インターフェイスで接続し、専用のソフトウェアで計測結果を確認できる。計測結果はWordやExcelなどに貼り付けることも可能だ。
多彩なプロトコル対応が魅力で、最上位モデルではバストリガ機能で26種類のプロトコル、プロトコルアナライザ機能で20種類のプロトコルに対応。専用ソフト上では、80種類を超えるプロトコルのデコードに対応する。最上位モデル「UPLA-2G34-8GP3」の主な仕様は、サンプルレート2GHz、波形メモリ8Gbit、チャネル数32。
電源はバスパワー駆動で、ACアダプタなどの外部電源は不要。リードケーブルやグリッパも付属し、購入後すぐに測定が行える。また、オプションで0.3mm狭ピッチ用クリップも選択可能で、精密回路にも対応する。なお、外形寸法はW76×D123×H21mm。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
ハギワラソリューションズ株式会社: http://www.hagisol.co.jp/