2018.01.09 11:14 更新
2018.01.08 配信
本日よりアメリカ・ラスベガスで開幕した「CES 2018」に合わせ、HTCより新型のVRヘッドセット「HTC VIVE Pro」が発表。従来モデルから解像度が大幅向上したほか、ヘッドホンも標準装備する。2018年第1四半期に出荷が開始される予定で、価格や詳細な発売時期は追ってアップデートされる。
デュアル3.5インチ有機ELディスプレイを内蔵し、解像度は従来の2,160×1,080ドットから2,880×1,600ドット(リフレッシュレート90Hz)に向上した。さらにフロントにはデュアルカメラを実装し、アンプ内蔵のハイレゾ対応ヘッドホン、アクティブノイズキャンセリング対応のマイクを搭載、エルゴノミクスに基づいたバンド部分、ヘッドホン位置、レンズ位置はそれぞれ調整できる。
そのほか、SteamVR用トラッキングセンサー、Gセンサー、IPD(瞳孔間距離)センサーなどの各種センサーを内蔵。インターフェイスは、USB3.0 Type-C、DisplayPort1.2、Bluetoothを備える。
また、「VIVE」と「VIVE Pro」に対応する無線化アダプタ「VIVE Wireless Adapter」も同時発表。Intelの短距離ワイヤレス伝送技術「WiGig(Wireless Gigabit)」を用いて、60Hzの低遅延なデータ転送を行う。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
HTC Corporation: http://www.htc.com/