2018.01.16 15:32 更新
2018.01.16 配信
明るい部分をより明るく、暗い部分をより深い黒で表現できる、HDR対応の液晶ディスプレイ3製品がLGからリリース。ベゼル幅を狭めた3辺フレームレスデザインを採用、パネルには広視野角かつ自然な色合いを表示するIPSパネルが使用されている。
いずれもHDR標準規格となるHDR10をサポートするほか、トーンマッピングやウルトラルミナンスなどの画質アルゴリズムにより、従来のSDR映像をHDR画質に変換する「HDR効果」モードを搭載。また、AMD製GPU/APUとの組み合わせでティアリングやスタッタリングを抑えるAMD FreeSyncに対応する。
そのほか、タイムラグを抑える「DAS(Dynamic Action Sync)」、暗いシーンでの視認性を高める「ブラックスタビライザー」など、各種ゲーミング向け機能も実装。ブルーライトカット、フリッカーセーフ機能も備える。
発表された3製品の内、「27UK650-W」は3,840×2,160ドットの4K解像度に対応する27インチモデル。コントラスト比は最大5,000,000:1(通常時1,000:1)、最大輝度350cd/m2、応答速度5ms、視野角は水平垂直178°。入力インターフェイスは、DisplayPort×1とHDMI×2の3系統を備える。外形寸法W613×D230×H567~677mm、重量4.6kg。
34WK650-W | 29WK600-W |
また、映画を画面いっぱいに楽しめるシネスコサイズ同等のアスペクト比21:9を採用する、ウルトラワイドモデルも同時リリース。34インチモデル「34WK650-W」と、29インチモデル「29WK600-W」の2製品をラインナップする。なお「34WK650-W」は、HDR対応のウルトラワイドとしては、LG初の34インチ製品。
いずれも画面サイズ以外の仕様は同等で、最大解像度は2,560×1,080ドット、コントラスト比最大5,000,000:1(通常時1,000:1)、最大輝度300cd/m2、応答速度5ms、視野角は水平垂直178°。入力インターフェイスは、DisplayPort×1とHDMI×2の3系統を備え、MaxxAudioに対応した5W×2のスピーカーも内蔵する。
外形寸法と重量は、「34WK650-W」がW826×D230×H461~571mmで7.6kg、「29WK600-W」がW698×D209×H411mmで5.2kg。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
LGエレクトロニクス・ジャパン株式会社: http://www.lg.com/jp/