2018.01.24 11:01 更新
2018.01.23 配信
the Voiceで既報。Intelの新型NVMe M.2 SSD「SSD 760p」シリーズが正式発表された。
以前詳細検証をお届けした「SSD 600p」の上位モデルにあたる製品で、搭載NANDフラッシュが32層3D TLC NANDから64層3D TLC NANDに変更されているのが特徴。これに伴い消費電力はアクティブ時100mW→50mWへ、アイドル時40mW→25mWへと約半分に抑えられている。
また公称転送速度はシーケンシャル読込3,260MBsec、書込1,625MB/sec、ランダム読込340,000 IOPS、書込275,000 IOPSで、こちらはいずれも約2倍に向上。ワットパフォーマンスが大幅に引き上げられており、デスクトップPCはもちろん、ノートPCのアップグレード用途にも良さそうだ。
インターフェイスはPCI-Express3.0(x4)、フォームファクタはM.2 2280、厚さは2.38mmで、重量は最大10g。MTBFは160万時間、書込耐性は128GBあたり72TBWで、製品保証は5年間。なお当初販売が開始されるのは128GB、256GB、512GBの3モデルで、価格はそれぞれ74ドル、109ドル、199ドル。また2018年第1四半期中には1TBと2TBモデルが発売される予定だ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
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