かつて人気を博したオーディオNASに後継モデルが登場

生産終了後も問い合わせが多かったという、ネットワークオーディオNAS「RockDisk for Audio」の後継モデル「Soundgenic」がアイ・オー・データからリリース。一般向けに販売される「HDL-RA2HF」は2TB HDDを内蔵したエントリーモデルで、ECサイトおよびオーディオ専門店向けのSSDモデル「RAHF-S1」もラインナップする。

高級オーディオブランド「fidata」のソフトウェア技術を受け継いだ、ハイレゾ対応のネットワークオーディオサーバー。USB Audio Class 2.0対応のUSB DACと組み合わせることで、ネットワークプレーヤーとして使用することもできる。ソフトウェアは、カスタマイズしたTwonky Server 8を採用。昨年末にリリースされたコントロールアプリ「fidata Music App」にも対応する。

また、PCレスで音楽CDを取り込める「CDリッピング機能」、音楽CDをネットワーク上で共有して再生できる「CDトランスポート機能」、「e-onkyo music」と連携したハイレゾ音源の自動ダウンロード機能などを搭載。USBの外付けHDDが接続されている場合は、楽曲が追加されるたびに自動で楽曲データをバックアップする。

外形寸法はW168×D134×H43mm、重量約1.2kg。静音重視のファンレス仕様で、インターフェイスはギガビットLAN×1、USB3.0×1、USB2.0×1を実装する。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
株式会社アイ・オー・データ機器： http://www.iodata.jp/