2018.02.07 15:02 更新
2018.02.07 配信
昨年5月にアナウンスされた世界初の水冷内蔵電源ユニット、FSP「Hydro PTM+」のグローバル市場向け発売が遂に開始された。
「COMPUTEX TAIPEI 2017」では、Modderの関口 徹氏が作成したという「Hydro PTM+」を使用したPCが展示されていた |
本体には口径135mmの静音ファンに加えて、Bitpowerと共同開発したオリジナル水冷ヘッドを内蔵。冷却ファンは負荷30%までは回転を停止するセミファンレス仕様で、水冷システムを有効にすると負荷50%までファンレス駆動が可能。さらに最高出力は1,200Wから1,400Wに引き上げることができるとしている。
ケーブルは必要なもののみ接続するフルモジュラー式で、サーバーグレードの設計や日本製コンデンサ、デュアルトランス設計などにより、最大94%の効率が求められる80PLUS PLATINUM認証を取得。また水冷ヘッド部分にはRGB LEDが内蔵され、ASUS「AURA SYNC」との連携に対応する。
+12V出力はシングルレール設計(100A)で、OCP(過電流保護)、OVP(過電圧保護)、SCP(ショート保護)、OPP(過負荷保護)、OTP(過熱保護)の5種類の保護回路を搭載。外形寸法はW150×D200×H86mm。なお製品発売を記念して、Bitspower製「All in One水冷キット」とスリーブケーブルが付属する「Limited Edition」も全世界500台限定で販売される。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
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