2018.02.09 13:05 更新
2018.02.09 配信
SODIMM形状の組み込み向けSoM「Raspberry Pi Compute Module 3/3 Lite」に対応するキャリアボード。各種インターフェイスが搭載され、センサデバイスの計測や、ネットワークカメラと連携した監視、デジタルサイネージ用デバイスなど、様々な用途に活用できる。
製品ラインナップはバックアップ電池を内蔵する「RPi-CM3MB2」と、コンパクトサイズの「RPi-CM3MB3」で、前者にはPoE給電モジュールを搭載したバリエーションモデルも用意。またあらかじめ「Compute Module 3」が付属するセットモデルも販売される。
RPi-CM3MB2-PoE | RPi-CM3MB3 |
すべてのモデルにOSインストール用のmicroSDスロットを標準装備。また5V/3.3V/1.8Vのオンボードレギュレータや電源ON/OFF回路を搭載。さらにCSI/DSIコネクタを備え、「Raspberry Pi」向けカメラモジュールや、ディスプレイモジュールを接続できる。
なお同社では、キャリアボードの機能を拡張する専用モジュールとして、FA/LA機器の制御用デジタルI/Oボードや、各種センサのアナログ波形を計測できるA/Dコンバーター、サーボモーターの動作制御ができるPWM I/Oなどを順次投入する予定だ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
ラトックシステム株式会社: http://www.ratocsystems.com/