2018.02.09 15:23 更新
2018.02.08 配信
容量256GBの車載向けストレージがSamsungからリリース。一般的な車載向け製品に求められる動作時-25~85℃、アイドル(省電力モード)-40~85℃の温度域を超える-40~105℃のワイドレンジ(動作時/アイドル時共)に対応するのが特徴だ。
また転送速度はシーケンシャル読込850MB/sec、ランダム読込45,000 IOPSを達成。高速なデータ処理が必要となるアドバンスドドライバーシステム(ADAS)や次世代インフォテインメントシステム、ハイエンドダッシュボードシステムに対応する。
その他、105℃以上の温度になるとクロックを調整して温度を下げるサーマルスロットリングや、セルの再配置を行いシステムの信頼性を高めるデータリフレッシュ機能などを備える。
なおSamsungではすでに「256GB eUFS」の出荷を開始。さらに今後も自動車メーカーやコンポーネントプロバイダと技術提携を強化し、eUFSのラインアップを拡大していくとしている。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Samsung Electronics Co., Ltd,: http://www.samsung.com/