2018.02.20 12:36 更新
2018.02.20 配信
Samsungは、30.72TBの大容量を実現したエンタープライズ向け2.5インチSAS SSD「PM1643」シリーズの量産開始を発表した。
NANDフラッシュには、64層の最新512Gb V-NANDを16枚重ねた“1TB NANDフラッシュパッケージ”を計32枚搭載。さらに9つのコントローラを1つに統合したオリジナルICや、SSDでは初となるTSV技術で相互接続した“4GB TSV DRAMパッケージ”を10個内蔵する40GBの大容量キャッシュ技術を採用する。
これにより、シーケンシャル読込2,100MB/sec、書込1,700MB/sec、ランダム読込400,000 IOPS、書込50,000 IOPSの高速データ転送を実現。また大量のデータを安全に運用できるよう、最新のECCアルゴリズムや電源損失保護回路、メタデータ保護などのエンタープライズ向け機能を備えた。
インターフェイスはSAS 12Gbps、書込耐性は1DWPD(5年間)、MTBFは200万時間。なおSamsungでは、2018年後半より800GB、960GB、1.92TB、3.84TB、7.68TB、15.36TBのバリエーションモデルも順次販売を開始する予定だ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Samsung Electronics Co., Ltd,: http://www.samsung.com/