2018.02.26 16:20 更新
2018.02.25 配信
「MWC 2018」開幕に合わせて、LGから最新スマートフォンの「LG V30S ThinQ」が登場。1月の「CES 2018」で発表された、LGのAIプラットフォーム「ThinQ」に対応する初のモバイル端末として発売される。
スマートフォン向けの「ThinQ」は、特にカメラ機能と音声コントロールを重視して開発。カメラ用AIの「Vision AI」では、被写体の色や光の反射、照度などを分析して最適なモードで撮影する「AI CAM」、製品を撮影するとオンラインで最安価格を検索する「QLens」などの機能を備える。独自のアルゴリズムでノイズなしに明るさを調整、最大で従来の2倍明るい写真の撮影も可能という。
また、音声AIの「Voice AI」では、Google Assistantと連携。任意のアプリケーションを実行したり、設定変更を音声で制御できる。
「LG V30」をベースとした6インチスマートフォンで、アスペクト比18:9のFullVisionディスプレイ(2,880×1,440ドット)、プロセッサはSnapdragon 835、メモリ6GB、ストレージ最大256GBを実装。OSはAndroid 8.0を搭載している。
「6インチ以上のスマートフォンで最薄・最軽量」を謳うスリムデザインながら、MIL-STD 810G準拠の14項目を満たす耐久性、IP68の防水・防塵性能を備える。生体認証は指紋認証と顔認証に対応。バッテリーは3,300mAhを内蔵する。外形寸法はW75.4×D151.7×H7.3mm、重量158g。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
LG Electronics: http://www.lg.com/