2018.02.28 11:40 更新
2018.02.27 配信
世界最大のモバイルの祭典「MWC 2018」にて、ASUSスマートフォン「ZenFone」の新世代モデル「ZenFone 5」シリーズが発表された。
「ZenFone 5Z」は、前面の90%を覆う「iPhone X」のような全画面ディスプレイを搭載した6.2インチのフラッグシップスマートフォン。フロントトップの切り掛けも「iPhone X」と同様のデザインで、画面解像度は2,246×1,080ドット。プロセッサはQualcomm Snaopdragon 845、メモリ最大8GB、ストレージ最大256GBと、クラス最高レベルのスペックで構成され、最大1.2GbpsのギガビットLTEにも対応する。
最大6月に発売予定で、市場想定売価は479ドルから。
ZenFone 5 |
「ZenFone 5」は、「ZenFone 5Z」と同様に画面占有率90%の全画面ディスプレイを採用した6.2インチのスタンダードモデル。プロセッサはSnapdragon 636、メモリは最大6GBを内蔵する。発売はグローバルにて4月中を予定している。
また、「ZenFone 5Z」「ZenFone 5」ともにAI機能を強化。撮影対象を分析して最適なモードで撮影する「AI Camera」、周辺環境に応じて画面表示を調節する「AI Display」、高負荷時に性能をブーストする「AI Boost」などの機能を搭載する。
自慢のカメラ機能は、F値1.8の望遠レンズと120°の広角レンズを組み合わせたデュアルカメラを装備。ソニーのフラッグシップセンサー「IMX363」を内蔵し、4軸光学手ブレ補正、リアルタイムポートレートなどに対応する。
ZenFone 5 Lite | ZenFone Max(M1) |
「ZenFone 5 Lite」は、世界初の“4カメラシステム”搭載を謳う6インチのミドルレンジモデル。フロント2,000万画素、リア1,600万画素のセルフィー重視な構成で、それぞれ120°の広角レンズを組み合わせたデュアルカメラが搭載されている。プロセッサはSnapdragon 630、バッテリーは3,300mAhを内蔵。3月に発売される。
「ZenFone Max(M1)」は、大容量バッテリーを内蔵した「ZenFone Max」シリーズの最新モデル。5.5インチサイズで最大級の4,000mAhバッテリーを内蔵、120°広角レンズを備えたデュアルカメラ、指紋認証センサーなどを備える。
また、世界初のギガビットLTE対応ノートPC「ASUS NovaGo」も同時リリース。薄型軽量ボディにSnapdragon 835を内蔵、平均的なブロードバンド環境の最大3~7倍速のダウンロードを実現するという。また、15分で最大5時間分が充電できる急速充電機能も備えている。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
ASUSTeK Computer Inc.: http://www.asus.com/