2018.03.09 10:51 更新
2018.03.08 配信
Intelは、低レイテンシ・高耐久な不揮発性メモリ「3D Xpoint」を採用する新型M.2 SSD「Optane SSD 800P」シリーズを発表した。
同メモリを使用したM.2 SSDとしては、すでに「Optane Memory」シリーズがリリースされているが、こちらはストレージキャッシュ向け製品。容量は最大でもわずか32GBしかなく、OSをインストールするには心もとなかった。
一方、今回発表された「Optane SSD 800P」シリーズのラインナップは、58GBと118GBの2モデルで容量は最大約4倍へと大幅に拡大。さらに一般的なNANDフラッシュSSDより、低レイテンシかつ、データを上書きする際にも速度低下が少ないことから、OSの起動用ドライブに最適だ。
インターフェイスはPCI-Express3.0(x2)、フォームファクタはM.2 2280。転送速度はシーケンシャル読込1,450MB/sec、書込640MB/sec、ランダム読込250,000 IOPS、書込140,000 IOPS、レイテンシは読込6.75μs未満、書込18μs未満。
書込耐性は200GB/day、MTBFは160万時間、動作温度は0~85℃で、製品保証は5年間。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Intel Corporation: http://www.intel.com/