「電力損失保護」や「暗号化機能」などを搭載

東芝ブランドより、64層3D TLC NANDフラッシュ「BiCS FLASH」を採用する、データセンター向けSSD 3シリーズがリリース。2018年第2四半期よりサンプル出荷を開始する。

いずれも不意の電源断でもデータを維持できる「電力損失保護」や、安全にデータを消去できる「暗号化消去」、ソフトウェアベースの「AES 256bit暗号化」などの機能を搭載。また製品には5年間の長期保証が提供される。

「CD5」シリーズは、2.5インチU.2フォームファクタに対応するNVMe SSD。容量ラインナップは960GB～7,680GB、消費電力は9～14Wで、シーケンシャル読込は3,140MB/sec、書込1,980MB/sec、ランダム読込500,000 IOPS、書込35,000 IOPS。

「XD5」シリーズは、M.2 22110フォームファクタに対応するNVMe SSD。容量は最大3,840GB、消費電力は最大7Wで、シーケンシャル読込は2,600MB/sec、書込890MB/sec。

「HK6-DC」シリーズは、2.5インチフォームファクタに対応するSATA3.0（6Gbps）SSD。容量は960GB～3,840GB、シーケンシャル読込は560MB/sec、ランダム読込85,000 IOPS。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Toshiba Memory America, Inc.： http://toshiba.semicon-storage.com/us/