NVMe 1.3に対応する新型NVMe SSDコントローラも同時発表

「88NR2241」は、複数のNVMe SSDコントローラを一括制御できるインテリジェントNVMeスイッチ。

接続されているNVMe SSDコントローラを使い、RAID 0/1/10の構築が可能。コンシューマクラスのSSDコンポーネントを流用し、スループット最高6.4GB/sec、ランダムアクセス最高160万IOPSのエンタープライズクラスのストレージを実現できる。

「88NR2241」を使えば、複数のNVMe SSDコントローラを同一基板上に搭載し、RAID環境を構築できる

バスインターフェイスはPCI-Express3.0（x8）。なおスイッチ自体にはDRAMキャッシュが不要で、一般的なRAID環境に比べてオーバーヘッドや遅延が少ないのも特徴だ。

またPCI-Express3.0（x4）接続のNVMe SSDコントローラ「88SS1098」「88SS1088」も同時リリース。NVMe規格は1.3に準拠し、第4世代「NAND Edge LDPCエラー訂正機能」を搭載。NANDフラッシュは3D TLC NANDおよびQLC NANDをサポートする。

スループットは最高3.6GB/sec、ランダムアクセスは最高70万IOPS。キャッシュメモリは最大16GB、NANDの接続チャンネルは「88SS1098」が8ch、最大容量8TB、「88SS1088」が16ch、最大容量16TB。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
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