2018.03.28 10:41 更新
2018.03.27 配信
「Quadro GV100」は、NVIDIA最新のVoltaアーキテクチャを採用するプロフェッショナル向けグラフィックスカード。
先日発表された新レイトレーシング技術「NVIDIA RTX」をサポート。正確な光と影を使った物体の表示・操作のような複雑なレンダリング処理を、CPU単体に比べて最大10倍も高速に行うことができるという。
主なスペックはCUDAコア数5,120基、処理性能は倍精度7.4TFLOPS、単精度14.8TFLOPS、ディープラーニング118.5TFLOP。またビデオメモリは32GB HBM2を搭載し、メモリバス幅は4,096bit、メモリ帯域幅最大870GB/sec。なお2基の「Quadro GV100」をNV Linkで接続することによりビデオメモリは64GBまで拡張できる。
バスインターフェイスはPCI-Express3.0(x16)、出力インターフェイスはDisplayPort1.4×4、最大出力は4画面で、解像度は4,096×2,160@120Hz×4/5,120×2,880@60Hz/7,680×4,320@60Hz。VGAクーラーは2スロット占有のアクティブ方式で、消費電力は250W。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
NVIDIA Corporation: http://www.nvidia.com/