2018.03.29 11:00 更新
2018.03.28 配信
3月16日付けのYoutube公式動画で予告されていた、ASRock初のグラフィックスカード「Phantom Gaming」シリーズが正式発表された。
GPUにはAMD Radeon RX 500シリーズが採用され、Radeon RX 580/570の上位モデルは高いオーバークロック耐性を備えた「OC Certified」モデル。ファンの回転数や各種クロックを設定できるチューニングソフトウェア「PHANTOM GAMING TWEAK」が付属し、グラフィックスカードの持つパフォーマンスを最大限に引き出すことができるという。
さらにVGAクーラーには、製品寿命5~10万時間の高耐久ファンをデュアル実装したオリジナルクーラーを搭載。銅製の受熱ベースや、熱伝導性に優れるサーマルグリス「Top Nano Thermal Paset」、冷却能力を最大30%向上した「High Performance Composite Heatpipe」など、コンポーネントにもこだわることで冷却性能を高めた。
Phantom Gaming X Radeon RX580 8G | Phantom Gaming X Radeon RX570 8G |
「Phantom Gaming X Radeon RX580 8G」のスペックは、標準モード時がコアクロック1,380MHz、メモリクロック8,000MHzで、サイレントモード(1,324MHz/7,680MHz)と、OCモード(1,435MHz/8,320MHz)の切り替えが可能。ビデオメモリはGDDR5 8GBで、ディスプレイ出力はDisplayPort×3、HDMI×1、DVI×1。
「Phantom Gaming X Radeon RX570 8G」のスペックは、標準モード時がコアクロック1,280MHz、メモリクロック7,000MHzで、サイレントモード(1,228MHz/6,720MHz)と、OCモード(1,331MHz/7,280MHz)の切り替えが可能。ビデオメモリはGDDR5 8GBで、ディスプレイ出力はDisplayPort×3、HDMI×1、DVI×1。
Phantom Gaming Radeon RX560 2G | Phantom Gaming Radeon RX550 2G |
「Phantom Gaming Radeon RX560 2G」のスペックは、標準モード時がコアクロック1,149MHz、メモリクロック6,000MHzで、サイレントモード(1,103MHz/5,760MHz)と、OCモード(1,194MHz/6,240MHz)の切り替えが可能。ビデオメモリはGDDR5 2GBで、ディスプレイ出力はDisplayPort×1、HDMI×1、DVI×1。
「Phantom Gaming Radeon RX550 2G」のスペックは、標準モード時がコアクロック1,100MHz、メモリクロック6,000MHzで、サイレントモード(1,056MHz/5,760MHz)と、OCモード(1,144MHz/6,240MHz)の切り替えが可能。ビデオメモリはGDDR5 2GBで、ディスプレイ出力はDisplayPort×1、HDMI×1、DVI×1。
なお今回スペックは明らかにされていないが、Radeon RX 560/550の2モデルには、ビデオメモリを4GBに拡張した上位モデルが用意されるようだ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
ASRock Incorporation: http://www.asrock.com/