2018.04.09 12:45 更新
2018.04.09 配信
MSIより、Coffee Lake向け最新チップセットIntel 300シリーズを採用するマイニング向けマザーボードが登場した。フォームファクタはATXで、第8世代のCore/Pentium/Celeronに対応する。
「B360-F PRO」は、Intel B360チップを採用する上位モデル。拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)×1、PCI-Express2.0(x1)×17本で、最大18枚のグラフィックスカードを搭載可能。またマザーボード上の24pin電源コネクタ横には電源同期用コネクタを備え、「Power Sync機能」と付属アダプタを利用することで、最大5台のATX電源を接続・同期できる。
18本のPCI-Expressスロットを搭載する「B360-F PRO」。また電源ユニットは最大5台まで接続・同期できる |
その他、ブート失敗時のエラー元を特定できる「EZ Debug LED」や、グラフィックスカードの状態を確認できる「Mining LED」、PCI-Expressスロットの接続状況などを確認できるUEFI BIOSモード「Miningモード」などの独自機能を備えた。
主なスペックはメモリスロットがDDR4-2666×2(最大32GB)、ネットワークはIntel I219VによるギガビットLANで、ディスプレイ出力はHDMI×1、DVI-D×1。ストレージはSATA3.0(6Gbps)×4。
H310-F PRO |
「H310-F PRO」は、Intel H310チップを採用する下位モデル。拡張スロットがPCI-Express3.0(x16)×1、PCI-Express2.0(x1)×12に削減されている点を除けば、その他の主要機能は「H310-F PRO」とほぼ同等だ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Micro-Star Int'l Co.,Ltd.(MSI): https://jp.msi.com/