Windows 10 IoTをプリインストールした法人向けモデル

「Diginnos DG-BTL10IW」は、WXGA（1,920×1,200ドット）の高解像度10.1インチ液晶を搭載するバッテリーレスタブレットPC。

制御機器やPOS端末、在庫管理端末など、最近ではWindowsタブレットの法人での利用が拡大しているが、その多くが常時給電環境で利用されており、一般的な運用に比べてバッテリーの劣化が早くなるという欠点がある。そこでサードウェーブでは敢えてリチウムイオンバッテリーを省略したモデルを開発し、安全性と製品保証3年間という長寿命化を両立したという。

またOSには自動的にアプリが起動するKIOSKモードを備えたWindows 10 IoTを標準搭載。既存のWindowsアプリや開発環境をそのまま活用しつつ、誤操作やシステム破損等の障害を最小限に抑えることができる。

主なスペックはSoCがAtom x5-Z8350（クアッドコア/定格1.44GHz/キャッシュ2MB）、メモリはLPDDR3 4GB、ストレージは64GB eMMCで、インターフェイスはmicroSDカードスロット、USB3.0×1、USB2.0×1（給電用）、miniHDMI×1、ヘッドフォン端子×1、200万画素Webカメラなど。ネットワークはIEEE 802.11 a/b/g/n/ac無線LAN、Bluetooth 4.2に対応する。

外形寸法はW260×D9.6×H168mm、重量約455g。なおこのモデルは法人専用のため、個人向けの販売は行われない点には注意が必要だ。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
株式会社サードウェーブ（ドスパラ）： https://www.dospara.co.jp/