2018.04.26 18:19 更新
2018.04.26 配信
産業機器向けデバイスやコンポーネントを得意とするInnodiskから、世界初となる-40℃~85℃の広温度域対応DDR4-2666メモリがリリースされた。
これにより屋外のIoT端末などでも、コンシューマ向け製品と同等の高速なメモリ環境を利用可能。さらに硫化物による腐食を抑える「アンチサルフェーション技術」にも対応しており、石油化学産業・鉱石採掘・エネルギー開発などの過酷な環境でも長期間安定したパフォーマンスが発揮できる。
なお硫化物は、機械油やゴム製ガスケット、ベルト、バックルなど一般的な工場でも発生することから、同社では今年6月よりすべてのDDR4メモリに「アンチサルフェーション技術」の導入を決定。ゲートウェイやエッジコンピューティングサーバーなど、産業用IoTアプリケーションへの積極的な展開を進めていくとのこと。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Innodisk Corporation: http://www.innodisk.com/