2018.05.22 10:12 更新
2018.05.21 配信
IntelおよびMicronは、業界初となる4bit(QLC)セルを採用する3D NANDフラッシュの生産および出荷を開始したことを発表した。
今回発表されたQLC 3D NANDフラッシュは64層構造を採用し、NANDメモリとしては世界最高密度となる1Tb/ダイを実現。これにより、より省スペースかつ大容量のストレージが可能となり、主に読込集中型のクラウド系ワークロードシステムや、コンシューマ・クライアントPCのコストを大幅に削減できるようになる。
またTLC 3D NANDフラッシュの新モデルとして、96層積層構造の第3世代モデルも開発中。従来の64層TLC 3D NANDフラッシュから積層数は50%アップしており、世界最高のダイ面積あたりの容量(GB/mm2)を実現できるようになるという。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Intel Corporation: http://www.intel.com/
Micron Technology: http://www.micron.com/