2018.05.29 15:47 更新
2018.05.29 配信
屋外や厳しい自然環境などの過酷な現場向けに提供されてきた、パナソニック「TOUGHBOOK」シリーズのハンドヘルド端末に新ラインナップが登場。屋内作業にフォーカスしたモデルとして、より薄型・軽量化を追求した5インチの「TOUGHBOOK FZ-T1」がリリースされた。Wi-Fiモデルに加え、ドコモ向けとau向けのLTEモデルをラインナップする。
一般的なスマートフォンより頑丈な設計を継承しながらバーコードリーダーを搭載し、軽量でポケットに入るサイズ、音声通話対応というコンセプトを実現した。外形寸法はW75×D154×H13.1mm、重量約240g。
IP66/68準拠の防水・防滴・防塵に加え、MIL-STD-810G準拠の耐振動設計、150cmからの落下試験などに耐える耐落下性能、-10℃~50℃の広範な動作温度域など、シリーズならではの頑丈設計を採用。バーコードリーダーやNFC準拠のICカードリーダー、水に濡れた手や手袋でもタッチ操作ができるレインモード・手袋モード対応の液晶パネル、周囲のノイズを感知して打ち消すノイズサプレッサー機能、測位誤差±2~4mの高精度GPSといった、現場で役立つ業務向け機能を多数備える。
主な仕様は、ディスプレイが1,280×720ドットの5インチ液晶、プロセッサはオクタコアのQualcomm MSM8909(1.1GHz)、メモリ2GB、ストレージ16GBなど。そのほか、高輝度フォトライト付き800万画素カメラ、電源を切らずにバッテリーを交換できるウォームスワップ機能対応の3,100mAhバッテリーを装備、OSはAndroid 8.1を搭載する。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
パナソニック モバイルコミュニケーションズ株式会社: http://panasonic.co.jp/snc/pmc/