2018.06.02 11:25 更新
2018.06.02 配信
REALFORCEブランドの第2世代R2シリーズについて、US配列テンキーレスモデル全18機種の投入が発表された。発売は2018年8月とされ、現行の第1世代モデルについては、年内の生産終了が予定されている。
ラインナップはAPC(アクチュエーションポイントチェンジャー)モデル、静音モデル、標準モデルの3モデルで、キースイッチはそれぞれ30g、55g、変荷重の3種類を用意。本体色はブラックとアイボリーの2色展開で、好みのスタイル、キースイッチ荷重、カラーが選択できる。
APC(アクチュエーションポイントチェンジャー)モデル(6機種)に搭載される「APC機能」は、全てのキースイッチ反応位置が調節可能。1.5mm、2.2mm、3mmの3段階のキーストロークから選択でき、反応速度が最適化できる。
さらに2mmと3mm厚の一体型キースペーサー2種類が付属。キートッププラー(付属品)を使い、APC機能設定に応じてキートップ下にスペーサーを設置すれば、より素早いキー入力を可能にする。なお「Ctrlキー」と「Caps Lock」キー機能入れ替え用のキートップも同梱される。
静音モデル(6機種)に搭載されるキースイッチは、標準モデル比-30%の静音化を実現。オフィスや寝室など音に配慮する必要がある場所での使用に向く。
また標準モデル(6機種)を含む全モデル共通の特徴として、キーピッチが19mmで、従来のテンキーレスモデルに比べ16%コンパクトな省スペース設計。底面のラバーフィート面積を4倍に増やし、チルトスタンド底面にもソフトな樹脂素材を採用。ガラス面など光沢のある机の上でもキーボードがズレにくく、安定性が向上されている。
なおケーブル取り出し口は左右側面に加え、上側面の3方向が選択可能。キーボード内部の鉄板部分には防錆塗装加工が施されている。また「Caps Lock」「NumLock」などのインジケーターLEDは、カラーが7色、さらに輝度のカスタマイズに対応する。
外形寸法は142x369x30mm、重量1.1kg。キー配列はUS配列87キーで、キースイッチは静電容量無接点方式。キートップ素材はPBT(ポリブチレンテレフタレート)樹脂で、キー印刷は昇華印刷。インターフェイスはUSBで、ケーブル長は1.7m。
なおこれらの新モデルについては、来週開幕する「COMPUTEX TAIPEI 2018」および、6月5日都内で開催される「HHKB ユーザーミートアップvol.2 with 東プレ」で実機の展示が行われる。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
東プレ株式会社: http://www.topre.co.jp/