2018.06.05 12:00 更新
2018.06.04 配信
ギガビットと10ギガビットの中間にあたる、マルチギガビット・イーサネットに対応したコントローラICの新製品。従来この分野の製品を多く手がけているAquantiaから、USBインターフェイスに対応した世界初のコントローラがリリースされた。
USB3.1 Gen1 PHYと5GBase-T/2.5GBase-T MAC/PHYを1チップにパッケージングしたコントローラで、USB接続のドッキングステーションやUSBアダプタ製品への搭載が可能。これにより、ノートPCやデスクトップPC、ゲーム機、ホームゲートウェイなど、USBインターフェイスをもつシステムで手軽にマルチギガビット環境が構築できる。
新発表のコントローラICは、4スピードイーサネット(5GBase-T/2.5GBase-T/1000Base-T/100Base-TX)に対応した「AQC111U」と、3スピードイーサネットに対応した「AQC112U」の2モデル。いずれもIEEE 802.3bz規格とNBASE-T Alliance PHY仕様に準拠、レガシーイーサネットとの下位互換性を備えている。
なお「COMPUTEX TAIPEI 2018」では、「AQC111U」をベースとした世界初のUSBアダプタが出展される予定となっている。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Aquantia: http://www.aquantia.com/